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第56回 中日クラウンズ

第57回 中日クラウンズ/大会レポート

5月1日 第57回 中日クラウンズ/決勝ラウンド最終日

プレーオフの末、金庚泰が今季2勝目の優勝をつかむ!

金庚泰選手
優勝トロフィーを掲げる
金庚泰選手

プレーオフの末に、金庚泰(韓国)が念願のクラウンズ戴冠! 気温24.9度と汗ばむ陽気のなか、10,864名のギャラリーが集まった「第57回中日クラウンズ」最終日。7アンダーの2位でスタートした金庚泰が、プレーオフに及んだ片岡大育選手との熾烈な戦いを制し、伝統のクラウンズで今季2勝目を飾った。

「16番ホールが終わった段階では、(片岡)大育の優勝だと思っていた」と振り返った第57代王者。この日は1番ホールでバーディーを奪って首位の片岡にプレッシャーをかけ、3番ホール終了時には早々と首位に並ぶ狙い通りの展開。13番ホールをボギーとし、14番・15番ホールで連続バーディーを奪った片岡に再逆転を許すも、昨年度賞金王の重圧を感じ続けた片岡が17番でまさかのダブルボギー。パッティング勝負となったプレーオフでも、難しい下りのラインを読んで先にパーを沈めるなど、圧倒的な勝負強さを発揮。4日間を通じて、唯一アンダーパーをマークし、「ずっと勝ちたかった」というクラウンズの栄冠を手に入れた。

一方の片岡も、「王者」と互角の優勝争いを演じ、集まったギャラリーを大いに湧かせ、トップと5打差でスタートした谷原秀人は、一時2打差に迫るも後半に伸び悩み、トータル6アンダーの3位でフィニッシュ。H・W・リュー(韓国)が5アンダーで4位に続き、この日66でラウンドした池田勇太、67でラウンドした高山忠洋、金亨成(韓国)、M・グリフィン(オーストラリア)が揃って順位を上げ、トータル4アンダーの5位タイに入った。

優勝:金庚泰選手のコメント

金庚泰選手
金庚泰選手

9番ホールでバンカーから直接入れたり、15番ホールのすごいチップインを見ていたので、今日は優勝できるとは思っていませんでした。プレーオフのパットも、僕が先にパットを外していたら、きっと(片岡)大育は入れていたと思います。ほんの少しだけ僕の方が遠くて、運が良かったですね。

今週はパットがよく入ってくれました。そして天候も自分に味方してくれましたね。(多くの選手が苦しんだ)大会2日目の強風も、低弾道が持ち球の自分は大好きなので、雨が降った初日のような天気が続いていたら、自分にチャンスは来なかったかもしれません。

大育は本当にいい人で、個人的にも大好きです。だから、優勝した瞬間はあまりいい気持ちがしませんでした。僕もプレーオフで負けたり、2~3打を逆転されて負けた経験があって、彼の気持ちが分かるので。でも、長くツアーでプレーする選手であれば必ず経験することだし、この悔しさを忘れず頑張ってほしいです。

2位:片岡大育選手のコメント

片岡大育選手
片岡大育選手

(プレーオフでの敗戦に)悔しいです・・・。 本戦はかなり良い流れでプレーすることができましたが、とにかく17番ホールのダボが痛かったですね。ティーショットはピンを狙わず、7番アイアンで右手前に置くイメージでした。左に行ったらダメだと分かっていたのに、ショットが全体的に左にかぶってしまって。自分の悪いクセが出てしまいました。仕方ないです。

庚泰さんが相手なので、とにかく必死で食らいついて、15番ホールのバーディーで1打リードして、「もうひとつ取れれば」と気持ちを締め直した直後にもうひとつバーディーが来て。16番ホールが終わって2打差にしたのに・・・とにかく悔しいです。

プレーオフでのパットは、カップを少し外すラインで、自分を信じて打ちました。でも、思っていたように切れなくて・・・「何で?」という感じです。 (次戦の「関西オープン」に向け)またしっかり練習し直して頑張ります。

第57回 中日クラウンズの結果

順位 名前 スコア
優勝 金 庚泰 -10
2位 片岡 大育 -10
3位 谷原 秀人 -6
4位 H・W・リュー -5
順位 名前 スコア
5位 池田 勇太 -4
金 亨成
M・グリフィン
高山 忠洋

4月30日 第57回 中日クラウンズ/決勝ラウンド1日目

6バーディー奪取の片岡が首位をがっちりキープ!

首位をキープした片岡大育選手
首位をキープした
片岡大育選手

予選ラウンドを勝ち抜いた60選手が火花を散らした「第57回中日クラウンズ」決勝ラウンド1日目。強風が吹き荒れた前日から一転、この日は気温21度と絶好の観戦日和となり、名古屋ゴルフ倶楽部和合コースには9,641名のギャラリーが来場。目まぐるしく順位が入れ替わるスリリングな展開に、各ホールで大きな歓声が起こった。

4アンダーの単独首位でスタートした片岡大育は、この日も6つのバーディーを奪うなど好調を維持し、トータル9アンダーでがっちりと首位をキープ。「明日は気負わず自分のプレーを心がけ、全ショットに神経を研ぎ澄ませたい」と、昨年5月の「関西オープン」以来となるツアー通算2勝目に意欲を見せた。

片岡と最終組でラウンドした池田勇太、B・ジョーンズがスコアを落とすなか、じわりと順位を上げてきたのは金庚泰(韓国)。4位タイスタートから7バーディー・2ボギーの65をマークし首位の片岡をピタリと追走している。

また、前半だけで5バーディーを奪った谷原秀人も順位を大きく上げ、H・W・リュー(韓国)とともにトータル4アンダーの3位タイに続いている、6打差の5位には稲森佑貴がしぶとく再浮上し、高山忠洋、手嶋多一らベテラン勢も7位タイから上位追撃をうかがっている。

いずれもツアー優勝経験者で、初のクラウンズ戴冠を目指すメンバーが顔を揃えた最終日最終組。栄光のブルージャケットに袖を通すのは誰なのか。新たな歴史誕生の瞬間を見逃すな。

2位:金庚泰選手のコメント

金庚泰選手
金庚泰選手

ショットは悪くもなく、すごく良いわけでもなく、今日はパットがよく入ってくれました。正直、5アンダーのゴルフではなかったです。

腰と背中の痛みはかなり良くなりましたが、昨日からちょっと風邪気味で、体調は万全じゃない。ただ、今日くらいの状態なら問題ないし、あと1日なので頑張ります。

片岡選手とは予選ラウンドも一緒に回って、すごく良いゴルフをしていた。たぶん今日と同じくらいのスコアを出さなければ勝てないでしょうね。でも、開幕戦は自分が4打差をリードしてスタートしたけれどプレーオフまでもつれたので、追いかける立場としては気になる差ではありません。

「中日クラウンズ」は去年の10位が最高成績。世界の有名選手たちが勝っているし、昔から自分も勝ちたいと思っていた大会です。今年の和合はいつもよりグリーンが柔らかくて、ラフからのショットも止まってくれるので、チャンスはあると思います。

3位タイ:谷原秀人選手のコメント

谷原秀人選手
谷原秀人選手

ショットもパットもそこそこだし・・・いったい何が良かったんですかね(笑)

前半は思い通りのゴルフができましたが、後半はティーショットで逆球が出たり、いまひとつショットが安定しなかった。まだ良い時のイメージでアドレスを構えられていないので、明日に向けてその部分を修正したいです。

「中日クラウンズ」は一昨年が9位タイ、昨年が2位タイと結果は出ているけれど、それほど相性が良いとは思えないし、このコースは本当に難しいです。

今シーズンは最低でも複数優勝が目標。国内では2週連続予選落ちですが、シンガポール、ニュージーランドとスタートは良い感じだったので、なんとか早い段階で勝ちたいです。

(トップと5打差は)前半からプッシュしないと追いつけないスコア。今日のように前半から攻めていきます。

第57回 中日クラウンズ/決勝1日目上位陣の結果

順位 名前 スコア
1位 片岡 大育 -9
2位 金 庚泰 -7
3位 谷原 秀人 -4
H・W・リュー
5位 稲森 佑貴 -3
6位 B・ジョーンズ -2
順位 名前 スコア
7位 高山 忠洋 -1
手嶋 多一
M・グリフィン
A・キュー
金 亨成
M・ヘンドリー
小田 孔明

4月29日 第57回 中日クラウンズ/予選ラウンド2日目

トータル4アンダー、片岡大育が首位に浮上

2位タイのB・ジョーンズ
2位タイの
B・ジョーンズ選手

前日の雨空から一変、雲ひとつない青空のもと行なわれた「中日クラウンズ」予選第2ラウンド。ゴールデンウィークが始まり、8,972名のギャラリーが熱視線を送ったこの日は、風速8.9mの強風が選手を翻弄。予選通過をかけた戦いは、アンダーパーがわずか2選手しかいない「我慢比べ」の展開となった。

7位タイからスタートし、1バーディー・1ボギーの堅実なゴルフで首位に躍り出たのは片岡大育。最終18番ホールこそボギーとしたものの、「クラウンズ仕様」に調整したウェッジを武器に、何度も訪れたピンチを堪え忍び和合を攻略。気まぐれに向きを変える風、時間とともに固く締まっていくグリーンを相手に、軒並みスコアを崩した上位陣を横目に、「このコンディションの中では100点に近いゴルフ」と笑顔を見せた。

1打差の2位タイには池田勇太とB・ジョーンズが続き、2バーディー・1ボギーのステディなゴルフを披露したキム・キョンテ(韓国)が3位タイに浮上。

一方、初日トップの稲森佑貴は5つスコアを落とし、トータル1アンダーの8位に後退。注目・有力選手の中では、初日にあわやエージシュート達成かとファンを湧かせた尾崎将司、2013年大会の王者・松村道央、選手会長の宮里優作らが、無念の予選落ちとなった。

明日からの決勝ラウンドでは、予選を通過した60名による、栄光のブルージャケットをかけた戦いが始まる。

首位:片岡大育選手のコメント

片岡大育選手
片岡大育選手

今日は1日で3日分くらい疲れました。ずっとノーボギーで来ていたので18番ホールのボギーは悔しいですが、このコンディションなら100点に近いゴルフだと思います。

1番・2番ホールのチャンスでバーディーが取れず、そのあとの難しいホールをアプローチとパットで凌げたことが大きかった。「しのぎの片岡」です(笑)

5番ホールのアプローチなんて、10回打って2回パーが拾えれば最高という状況だったし、グリーンもハーフターンしてから一気に速くなった。今日は運も流れも良かったですね。

実は火曜日にウェッジ(58度)を「クラウンズ仕様」に調整して、そのフィーリングが凄く良いんです。和合は100Y以内のアプローチが多いので、明日からも頼りになりそうです。

花粉症もあって春先の試合は本当に苦手。ただ初優勝(2015年の関西オープンゴルフ選手権競技)も5月だったし、あれからもう1年が経つ。今週はチャンスがあると思うので、なんとか活かしたいですね。

2位タイ:池田勇太選手のコメント

池田勇太選手
池田勇太選手

どこのホールがボギーとか、どんなパーだったとかじゃなく、まぁまぁでしたね。

難しいコンディションに耐えながらプレーしているのはみんな同じだし、ゴルフの内容も悪くない。

風の向きが急に変わったり、グリーンが乾いて速くなってきているけれど、特別な対策はしていないし、しても仕方がない。やるしかないんだから。

10番ホールのボギーは、打った瞬間にフォローの風が吹いて、そのまま風に乗ってしまってグリーンオーバー。アンラッキーだけど、そんなことはしょっちゅうあったし、他の選手にだってあることだから。明日も雰囲気に合わせて打つことを続けるだけです。

(サングラスについて聞かれ)本当は外してプレーしたいんだけれど、風も強いし、昨日の雨のあとで、芝の照り返しも強そうだったので。

(2週連続優勝は)明日次第じゃないですか。天気がどうなるか分からないし、あまり意気込んでもね。周りの状況を見ながら、ゆっくり備えます。

第57回 中日クラウンズ/予選2日目上位陣の結果

順位 名前 スコア
1位 片岡 大育 -4
2位 池田 勇太 -3
B・ジョーンズ
4位 小田 孔明 -2
金 庚泰
M・ヘンドリー
H・W・リュー
順位 名前 スコア
8位 稲森 佑貴 -1
9位 金 亨成 0
森本 雄
山下 和宏
宮本 勝昌
A・ブランド
A・キュー
M・グリフィン

4月28日 第57回 中日クラウンズ/予選ラウンド1日目

「第57回中日クラウンズ」が華やかに開幕!

2位タイで好発進の池田勇太選手
2位タイで好発進の
池田勇太選手

JAPANゴルフツアー第3戦、伝統の「中日クラウンズ」が、名古屋ゴルフ倶楽部和合コース(6,545Y/Par70)で開幕。気温17.9℃、あいにくの雨模様のもと行なわれた予選ラウンド1日目は、42名がアンダーパーでラウンドし、首位から3打差の中に20名がひしめく大混戦となった。

自身のツアーベストタイ記録となる「64」をマークして、単独首位に立ったのは若干21歳の稲森佑貴。8番ホールからの3連続を含む6つのバーディーを奪い、ピンチではしぶとくパーをセーブする堅実なプレーを披露して、2015年の「ブリヂストンオープン」2日目以来となる初日トップとなった。

1打差の2位タイには、H・W・リュー(韓国)、M・ヘンドリー(ニュージーランド)、小平智、小田孔明、池田勇太が、2打差の7位タイには2014年大会の覇者・金亨成ら7選手が続き、前回王者のI・J・ジャンも14位タイの好位置に付けている。

この日は2人のベテランも大きな注目を集めた。今季からJGTOの会長に就任した青木功は、9番ホール終了後に右足痛で棄権となったものの、ツアー最年長出場記録(73歳241日)を更新。一方、尾崎将司はイーブンパーの43位タイでホールアウト。エージシュートにあと一歩のところまで迫り、雨のなかコースに駆けつけた熱心なファンに元気な姿を見せた。

天候が回復する予選ラウンド2日目以降も、「難攻不落の和合」を舞台に繰り広げられる熱戦に期待だ。

首位:稲森佑貴選手のコメント

稲森佑貴選手
稲森佑貴選手

(6アンダーの単独首位だが)「なんとか回れた」という印象です。ボギーがなく、バーディーを6つ取っているので結果的にはOKなのですが、まだまだショットが完璧じゃない。特に前半はショットが右に行く悪いクセが出て、何度もあったピンチをパーで凌ぎ、ラウンドしながら修正したというイメージです。

折り返しで左脇の開きを意識して、体全体でスイングするよう調整してからボールが捕まるようになったのですが、ようやくストレートに打てたのは17番ホールでした。

ただ、ミスショットをしても、しっかりとコースマネジメントができていたので、それほど焦ることはなかったですね。バンカーにもよく入れましたが、どのバンカーショットもうまくピンに寄ってくれましたね。

和合はグリーンが硬いけれど、手も足も出ないほど難しいというイメージはなく、ショットが安定すればむしろ組み立てやすいコースだと思います。明日からも体全体でスイングすることを意識して、グリーンを攻めていきたいですね。

7位タイ:永野竜太郎選手のコメント

永野竜太郎選手
永野竜太郎選手

今日は一緒に回った池田勇太さんが凄いプレーをしていたので、自分も後れをとらないようにと思ってプレーしました。3週連続の初日首位スタートとはなりませんでしたが、和合の初日でこのスコアですから、良いスタートを切れたと思います。

4アンダーは和合での過去最高スコアです。練習ラウンドでは不安もあったのですが、昨日から少し調子が良くなってきて、今日はシーズン開幕から一番手応えがありましたね。

雨でグリーンがソフトになっていたことも(好スコアの)理由のひとつ。天候が回復してグリーンが固くなれば、もっと難しくなると思うので、残り3日間も今日と同じようなプレーができればと思います。

開幕戦(東建ホームメイトカップ)の時から、被災された熊本の人たちのためにという想いを心に刻んでいます。ギャラリーの方からも、たくさんの応援を頂いていますし、その声に良いプレーで応えたい。少しでも上位で戦って、元気を出してもらえるようなゴルフをしたいですね。

第57回 中日クラウンズ/予選1日目上位陣の結果

順位 名前 スコア
1位 稲森 佑貴 -6
2位 H・W・リュー -5
M・ヘンドリー
小平 智
小田 孔明
池田 勇太
順位 名前 スコア
7位 増田 伸洋 -4
J・B・パク
片岡 大育
宮本 勝昌
永野 竜太郎
藤田 寛之
金 亨成

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